胃カメラ検査とは

内視鏡を使って、食道・胃・十二指腸を内部から直接観察する検査です。X線検査に比べて微少な病変も発見しやすく、胃がんの早期発見をはじめ、さまざまな病気の発見や診断に役立ちます。また、検査と同時にポリープ切除手術や組織採取による病理検査も可能です。
胃カメラ検査は苦しいというイメージを持たれがちですが、当院ではほとんど苦痛のない内視鏡検査にこだわっています。組織採取などを行わない場合は、5~10分程度の検査時間ですみますので、まずはお気軽にご来院ください。

Gastroscopy 胃カメラ検査を受ける
タイミング

胃がんの発症リスクが高まる40歳を過ぎたら、定期的な検査をおすすめします。ポリープやピロリ菌が見つかった場合は適切な治療をすることで、胃がんの予防になります。(当院で胃カメラ検査を受けたことがない方は、ピロリ菌検査だけを受けることはできません。) また、喫煙習慣などの消化器疾患に対するリスク要因がある場合は、定期的に胃カメラ検査を受けておくと安心につながります。 すでに症状がある、あるいは健康診断で胃カメラ検査をすすめられた場合などは、放置せずにかならず受診しましょう。

  • 40歳以上で、一度も胃カメラ検査を受けたことがない方
  • リスク要因のある方
    • ・喫煙や過度の飲酒の習慣がある
    • ・胃がんになった家族がいる
    • ・ピロリ菌感染歴がある
    • ・過去に胃潰瘍などを経験した
  • 健康診断や人間ドックで精密検査が必要だと言われた方
  • 下記の症状がある方
    • ・胃の痛み、不快感、胃もたれ
    • ・胸焼け、吐き気、胃酸がこみ上げてくる
    • ・のどの痛み、違和感、長引く咳
    • ・体重減少、食欲不振、貧血 など

当院の胃カメラ検査の特徴

研鑽を積んだ医師による検査
研鑽を積んだ医師による検査

院長はおよそ30年にわたり、内視鏡検査および消化器疾患の治療に携わってきました。これまで培った経験や技術を活かして、限りなく苦痛の少ない胃カメラ検査に努めています。また、最高水準にあたる検査機器を使用し、病気が見つかった場合もなるべくお身体への負担が少なく、適切な治療をご提案いたします。

鎮静剤で苦しくない経口内視鏡検査
鎮静剤で苦しくない経口内視鏡検査

口から挿入する経口内視鏡は、鼻から挿入する経鼻内視鏡よりも高解像度の映像を得ることができます。しかし、経口内視鏡で吐き気を感じてつらい思いをしたという方も多いでしょう。当院では、ご希望の方には鎮静剤を使用することで、苦痛をほとんど感じない精密な経口内視鏡検査を行っています。

※静脈内鎮静法の注意点

  1. ①アレルギーのある方や基礎疾患によっては、使用できない場合がございます。
  2. ②年齢によっては、安全性を優先し鎮静剤の量を調整させていただく場合がございます。
  3. ③妊娠中の方は使用できません。授乳中の方は1日断乳と2回ほど搾乳が必要です。
  4. ④当日は、車・バイク・自転車などの運転はできません。
胃カメラと大腸カメラの同日検査
胃カメラと大腸カメラの同日検査

胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同じ日に受けていただくことも可能です。この同日検査は通院の手間が減るだけでなく、事前の食事制限も一回ですむため、忙しい方にもおすすめです。ただし、体調やそのほかの理由により同日に検査ができない場合もありますので、医師の診断が必要です。まずはお気軽にご相談ください。

胃カメラ検査の注意事項

  • ・必ず事前の診察が必要です。
  • ・妊娠中または妊娠の可能性のある方は、当院では内視鏡検査を受けられません。
胃カメラ検査前日・当日の注意事項
  • 前日の21時から当日朝まで絶食になります。飲み物は検査2時間前までに、お茶や水に限りコップ一杯程度なら飲んでいただけます。
  • 常用しているお薬は事前に医師に相談の上、許可されたものは検査の2時間前までに服用してください。
    血糖値を下げるお薬は、絶対に飲まないでください。インスリン注射に関しましては、事前に医師にご相談ください。
  • 鎮静剤の使用をご希望される方は、車・バイク・自転車などを運転してのご来院はお控えください。検査を受けられなくなります。
胃カメラ検査後の注意事項
  • 鎮静剤を使用された方は、当日中は車・バイク・自転車などの運転ができませんので、ご注意ください。
  • 経口内視鏡検査では咽頭麻酔(挿入時の不快感を和らげる部分麻酔)を使用します。食べ物の誤嚥を防ぐために、麻酔の効果がなくなるまで1時間ほど待ってから、食事や水分をとるようにしてください。
  • 生検検査を行った場合は出血を防ぐために、刺激物は控え、飲酒や激しい運動、湯船に浸かる入浴、サウナは控えてください。
  • 検査後の食事制限はありませんが、なるべく消化のよい食事がおすすめです。→検査のみの場合
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