=Column 医食同源 第2回= 小豆(あずき)Adzuki bean
今回は、「小豆」がテーマです。小豆は私の大好物で、主食といっても過言ではありません。ほぼ、毎日食べています。そんな、思い入れのある小豆について書いてみようと思います。
小豆はマメ科の一年草です。アジア極東地域原産、中国では紀元前1世紀から栽培されています。日本へは農耕文化が始まったころ、中国から渡来しました。驚くべきは、その効能の多彩さです。まず、食物繊維が豊富です。腸内環境を整え便通を良くします。抗酸化作用のポリフェノールは、動脈硬化の予防になります。ビタミンB群は、脂肪燃焼を促進し、カリウムは、むくみや高血圧症の予防になります。鉄分も豊富で、ほうれん草の2倍もあります。まさに、万能選手ですね。
小豆は様々な食べ方がありますが、やはり王道のあんこで食べるのが大好きです。そのままでも十分に美味しいのですが、何かと一緒に食べることで、より一層美味しさが引き立ちます。何に乗せて食べるかがいつも悩ましい問題で、我が家ではこれを、土台問題と名付けています。最もリーズナブルでおすすめなのは、東ハト ハーベスト・香ばしセサミに乗せて食べる方法、やさしい塩味と胡麻の風味がよく合います。もう一つは、ヤマザキ黒糖フークレエに乗せる食べ方(凍らせると包丁で小さく切れますよ)、これも美味しいですね。カステラもとても良く合いますが、お高いので普段は食べません。でも、定番のトリオは、豆大福・どら焼き(どら焼きの皮は自分で作ります。よく失敗します。)・あんみつです。今の季節なら、あんみつがおすすめです。寒天は粉寒天を煮るだけなので、これは失敗しません。週末に粉寒天4gに対して水600mlで作り置き、6回に分けて食べます。みぞれシロップと黒糖を小さじ1杯、あんこをたっぷり、バニラアイスクリームを少々。時に、きな粉もかけて(桔梗信玄餅の味!)。暑い季節には、最高です。水分補給もできます。あんこと寒天の食物繊維のおかげでお腹の調子も良く、小豆パワーで体調はいつも万全です。
小豆の花言葉は「爽やか」です。花言葉通り、爽やかな気持ちで、毎日を過ごせています。この心持ちは、きっと職場も明るくすると信じています。
2025.5.31
Blue rose bud
※修正とお詫びでございます。
5月31日付のコラム(医食同源 第2回 小豆(あずき)Adzuki bean)で、2ヶ所誤りがございました。以下訂正させていただきます。
(×)粉寒天8gに対して水600ml→(〇)粉寒天4gに対して水600ml
付属の計量スプーンを、今までずっと1杯2gと思い込んでいました。私の間違いです。申し訳ございませんでした。もしも、8gで作った方がおられましたら、心よりお詫び申し上げます。責任を感じて、恐る恐る作ってみました。少しコリコリして食べられないことはなく、これもアリかな?と思いましたが、やはり正規の量の方がみずみずしくて美味しいです。
(×)やさしい塩味と胡椒の風味→(〇)やさしい塩味と胡麻の風味
私の入力ミスです。申し訳ございません。これにも挑戦してみました。あんこに胡椒を振りかけて食べてみると、ピリッとした風味と後に残る辛さがあって、いままで経験したことのない味でした。でも、そのままの方が美味しいです。
上記誤りは、6月2日に修正させていただきました。
2025.6.2
Blue rose bud